理事長
森下竜一
大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学寄付講座教授
副理事長
山田秀和
日本抗加齢医学会 理事長
大慈弥裕之
NPO法人自由が丘アカデミー 代表理事
理事
冨田哲也
森ノ宮医療大学保険医療学研究科教授
島村宗尚
大阪大学大学院医学系研究科遺伝子幹細胞再生医療治療学寄付講座教授
阪井丘芳
大阪大学歯学部附属病院顎口腔機能治療部 教授
村中志朗
公益社団法人日本獣医師会 顧問
中神啓徳
大阪大学医学系研究科健康発達医学寄付講座教授
阿部康二
国立研究開発法人NCNP病院国立精神・神経医療研究センター病院 病院長
坂本貞範
医療法人 美喜有会理事長
監事
大山ナミ
再生医療福祉支援基金理事長
事務局
一般社団法人 再生医療抗加齢学会
東京都千代田区紀尾井町4-1
ニューオータニガーデンタワービジネスコート9F2917号
「再生医療」とは、幹細胞等を用いて、臓器や組織の欠損や機能障害・不全に対し、それらの臓器や組織を再生し、失われた人体機能の回復を目指す医療です。再生医療においては、2013年、再生医療の研究開発から実用化までの施策を総合的に推進することを目的とし、「再生医療を国民が迅速かつ安全に受けられるようにするための施策の総合的な推進に関する法律(再生医療推進法)」が公布されました。この議員立法を踏まえて再生医療に関する具体的な施策が検討された結果、2つの再生医療関連法案「再生医療の安全性の確保等に関する法律(再生医療等安全性確保法)」と「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)」が成立し、2014年11月25日より施行されることとなりました。現在、既存の医薬品では治療が難しいものや、治療法が確立されていない疾患に対して新たな治療法となる可能性があると数多くの研究が進められています。しかしながら、現実問題、研究現場から治療への移行が極端に少なく本来の推進とは程遠いのが現状であります。その現状を垣間見て、本学会は有効な治療法が存在せず、既存の治療法の満足度が低いものを対象に、これらの解決策として、「再生医療・幹細胞治療」の安全且つ実用化の推進を目指します。日本抗加齢医学会の専門医・会員には、再生医療を実施している方が多くみられ、その大半は自費診療で行われています。そのため、その実施している再生医療の安全性や品質において、ばらつきが認められるのが実情です。抗加齢医学において再生医療は、今後その可能性は大きいものの現状では、市民からの希望に十分答えるものになっていません。そこで、本学会は、抗加齢医学に関連する再生医療の安全性及び有効性の向上のため、抗加齢医学に関連する再生医療従事者の教育・育成、市民に対する抗加齢医学に対する再生医療の正しい知識の普及を基本理念として設立するものであります。
1) 再生医療等の安全な治療提供のための研究活動
大学等との情報共有や臨床現場及び細胞加工施設とのディスカッションを主な活動内容とする。
2) 再生医療を提供する抗加齢医学医療機関の安全倫理向上普及活動
抗加齢医療機関との連携を密に取り、特定認定再生医療等委員会及び厚生労働省と
意見交換会を適時行う。
3) 再生医療(幹細胞、幹細胞上清液 ※エクソソームを含む)の品質基準の検証及び
安全基準の検証
特定認定再生医療等委員会及び厚生労働省と意見交換会を適時行い、幹細胞上清液・
エクソソームの検証を行い加工物の製品基準及び製造工程を可視化し一定の製造・品質基準
を研究し法律化を目指す
4) 抗加齢医学にかかわる再生医療従事者の教育・育成
抗加齢医学と再生医学の知識向上の為、外部知識者を招いて勉強会を適時行い、医師
医療従事者の育成システムの構築を目指す
5) 抗加齢医学にかかわる再生医療施設の施設基準の作成・認定
学会内に再生医療施設認定制度を導入し各委員による意見交換会を実施することにより
学会全体の知識向上を目指す
6) 抗加齢医学にかかわる再生医療に関する講演会、セミナーなどの開催
各治療実績等の発表を含めた講演活動やセミナーを委員⾧・委員等会員全体に
協力いただきながら行う
7) 抗加齢医学にかかわる再生医療に関する情報発信及び書籍などの発行
広報委員会及び編集委員会を設置し円滑に行う
8) 再生医療に関する内外の関連学会・団体等との連携及び調整
渉外委員を設置し円滑に行う
9) 動物再生医療と One health の研究検証及び啓蒙活動
獣医師及び動物病院との連携を密に行い研究・啓蒙活動を円滑に行う
10)その他上記に付帯する業務
(第⼀章 名称)
(第⼆章 ⽬的および事業)
(第三章 会員)
(第四章 役員および評議員)
( 第五章 会議)
( 第六章 会計 )
( 第七章 雑則 )